笑ってはいけないのに・・・
笑ってはいけない場面に限って、ツボにハマってしまいこらえきれない
困ったことに、私にはよくある...
外勤先でのことー
月に2回ほど、パートタイムで外勤にいく私。
自分が見るために入っている予約以外は、たいてい好きなこと(大学でのお残し仕事とか)したり、診療室をぷらぷらしたり、面白いことないかなぁ〜と思いながらボケーっとしたりしている。
この日ー
その患者Aさんはお昼休みになってから来院した。
飛び込みで初めて受診する、というそのお方。
午前中のカルテを入力していると、受付でのやりとりが聞こえてきた。
何やら、志村けんのコント級に耳が遠い様子...
受付さん 「いまお昼休みなんですよー」
Aさん 「ん゛ぁ??」
受付さん 「お昼休みでー、次は2時半からなんですよー」
Aさん 「ん゛ぁーー!??」
・・・やばいっ!
ツボを刺激されている
早々に休憩室にあがり、一人になってちょっとだけ思い出し笑いをして気持ちを落ち着けた。
午後になって診療室に降りると、受付さんはげっそり。
「あの調子で、延々今までですよ...(T^T)泣」
そこで問診係のスタッフにバトンタッチ
彼女の作戦で、他の方を診療室に案内してから、空になった待合い室で問診を始めた。
しかーし、ここから始まった音声コント劇場がやばかった...
スタッフ 「今日はどうされました?」
Aさん 「ん゛ぁ!??」
スタッフ 「どこか痛いですか?」
Aさん 「ん゛ぁーー!??耳が遠くてねぇ〜。糖尿だから」 ←聞きたいことに答えてくれず、言いたいことだけ話されるパターン
スタッフ 「痛みますかーっ!?」 ←絶叫
Aさん 「あぁ!入れ歯がね、削って欲しいの♪」
やっと主訴を聞き出せてホッとしたのもつかの間。
スタッフ 「お体のこと聞かせて下さい。」
Aさん 「ん゛ぁーー!??」
スタッフ 「体調はいかがですかーっ?」
Aさん 「体重はね、50キロ!」
スタッフ 「・・・。たーいーちょーうー!!」
Aさん 「えー...50キロでね、160センチくらいかな。」
うー。かんべんしてくれぇ〜(>_<)
スタッフ 「そうですか。(←あきらめたっ)糖尿ですが、血糖の具合はどうですか?」
Aさん 「ん゛ぁーー!??」
スタッフ 「けっとうぉー!」
Aさん 「あぁ、うん。いいよ。えっとねー、ひゃ、ひゃ、ひゃ、ひゃくじゅうのぉ〜...はちじゅうぅぅぅ.......」 ←もう言いながら寝そうな勢い
スタッフ 「・・・(それは血圧っ(けつあつ)!)」
Aさん 「ていきあつだね♪」
うー。だめだ。こらえきれない...
もうダウンタウンのガキ使、「笑っては行けない病棟」状態である。
これで診療室に入ってきたから、もう。
私のツボは全開、どこ押されても笑えるくらい感度MAXだった。
スタッフ 「入れ歯が痛いんですねーっ!?」 ←絶叫
Aさん 「ここね、ベロにあたるんだな」
スタッフ 「調整しますから、イス倒します。腰は痛くないですか?」
Aさん 「ん゛ぁ?こっち?こっち(右)は痛くないよ。こっち(左)は痛いよ」
スタッフ 「こーしーっっっ!!」 ←絶叫
うぅーっ、(> <)やめてくれぇ
Aさん 「あと、下の歯がゆるいの」
スタッフ・院長 「そうですか。バネついてるけど、じゃぁきつめますね」
(ていうか、上の方がゆるい)
院長 「上はゆるくないですか?」
Aさん 「ん゛ぁーー!??」
スタッフ 「上の入れ歯、落ちてこないですかぁーっ!?」 ←絶叫
Aさん 「落ちてこな(...パカッっっ!)←おちたっΣ( ̄ロ ̄lll)!、いよ♪ニコ」
ーと、ぱかり〜っと落ちてきた入れ歯をヨソにAさんは笑った...
ぎゃーっ、やめてぇ〜(T@T)終了ー
ここで、わたくし、退場ー
笑ってはいけないときに笑いをこらえる方法、だれか教えて下さい(> <)