できること
地震から1週間が過ぎました。
なかなか筆?をとることができずに今日を迎えましたが....
被災された現地の方々がつらい気持ちの中、立ち上がろうとする姿を拝見していると、自分も何かしなくては!と考えさせられます。
現地で現在もっともマンパワーが必要とされている身元確認。
TVであるご婦人が「つらいことだけど、確認できてよかった。わからないままのほうが一生後悔する」と辛いけど本当の気持ちをおっしゃっていました。
本来なら医療人である私もそのお手伝いなど、自分にもできることがあるはずだけど、さずがに5カ月の乳児を連れてはいけない。
おいてもいけない。
先日、震災当夜から派遣されて現地で救命活動を行っていた姉が帰ってきました。
以前阪神大震災の時には父が派遣されて現地で医療活動をしてきました。
私も...と思う気持ちをグッとこらえ、現地で被災者とともに必死に活動してくださっている人々に思いを託し、無事を祈ることが今わたしが出来ること。
それと、義援金。
そして、節約。
つい先日、水道管破裂で水のない不便さを痛感した私。
今、被災者の方々は、それに加えて暗闇、寒さ、栄養、衛生....何重もの不便に耐えること余儀なくされていることを思うと胸が痛みます。
全国の人が口にしていることですがー
「自分にできることをやりましょう」
被災した親戚、友人に何か声をかけること、回復・復興を祈ること、そして日々をしっかり生きること。
今回、震災のときに誕生した小さな命がありました!
被災者の若いお母さんが、「今日はみんな大変だからまだ生まれないでいようね」と声かけたといいます。
それでも生まれてきた、小さいけどとても強い命です。
お母さんが「嬉しい。嬉しいけど、素直に喜べない思いもある」と涙していました。
何の血のつながりもなくても、心から思います。
生んでくれてありがとう!
がんばって生まれてくれてありがとう!!
出産を手伝った助産師さん。「自分も、自分の家族も被災者。でもこれが私の仕事」の言葉に涙がでました。
多くの命が自然に奪われた中、必死に新しい命を支えてくれたことに感謝します。
私も、すべての思いを現地で働く方々に託して、またこれからここで困っている人たちのために、仕事を続けよう。